基本情報
正式名称
キルギス共和国 Кыргыз Республикасы(1993年制定)
国旗
赤地に中央の黄色は太陽を表している。太陽の光を表す模様は40あり、”40の民族”を意味する。その中にキルギスの伝統移動式住居「ボズウイ」の天窓「トゥンドゥック」が描かれている。
国章
背景は太陽と山と湖でデザインされ、翼を広げた鷹が描かれている。民族の”勇気”と”偉大さ”を表している。
面積
19万8500㎢(日本の約半分)
人口
670万人(2023年:国連人口基金)
首都
ビシュケク
言語
キルギス語が国語、ロシア語は公用語。 首都やレストランでは主にロシア語、地方ではキルギス語を使用することが多い。
通貨
ソム(1ソム=約1.68円)
電圧
プラグ:220V、ヨーロッパCタイプ
国番号
996
時間
GMT+6(日本との時差−3時間)
国土
中央アジアに位置し、国土の93%が標高1,500m以上、40%が3,000mを超える山国。最高峰は中国国境にそびえるポベーダ山(勝利峰、7,439m)。中国との国境には天山山脈が延びている。 “中央アジアの真珠”と呼ばれるイシククル湖がある。国内は7つの州(チュイ・イシククル・ナリン・オシュ・ジャララバード・タラス・バトケン)と、特別市(ビシュケク)から成り立っている。
気候
大陸性気候、地域差は大きい。夏は非常に暑く、冬は非常に寒い。
民族・宗教
民族は多様であり、キルギス系(72.6%)、ウズベク系(14.5%)、ロシア系(6.4%)、ドウンガン系(1.1%)、タジク系(0.9%)、ウイグル系(0.9%)その他タタール系、ウクライナ系などで構成されている。地域による民族分布差が大きく、首都ビシュケクと周辺のチュイ州やイシククル州のカラコルを中心とした東部にはロシア人、ウクライナ人などスラブ系住民が多く、オシ州やジャララバード州、religionバトケン州などの西部、南部にはウズベク人やタジク人が、中国国境付近にはドンガン人やウイグル人が住む。一方、ナリン州の住民はほとんどがキルギス人である。
独立前の1989年にはロシア人は全人口の21.5%を占めていたが、独立後国外流出が続いている。宗教はイスラム教スンニ派(75%)、ロシア正教(20%)、その他(5%)である。